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テレビにも出演した名のある古谷暢基先生が、独自のダイエット法『美ボディプログラム』というDVDを出しました。その中身を拝見し、その価値はどの程度のものかを書いてみました。
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摂取エネルギーを減らす場合、以下のような問題があります。

[1]まず、摂取エネルギーを減らすために、どうしても食事の量を減らすことになります。
すると、これに伴い、必要な栄養素のうちのいくつかが不足しがちになり、結果的にその栄養素の欠乏による病気にかかる危険性が増えることになります。
ですからダイエットをする場合、栄養バランスに特に配意することが大切です。

[2]摂取エネルギーを減らす場合の2番目の問題は、人間の体が持つ「自己防衛機能」との関係です。
人間の体には体重減少を食い止めようとする「自己防衛機能」の働きがあり、摂取エネルギーが減少すれば、まず、それに見合った消費エネルギーを節約するために、筋肉や内臓、骨などの量を減らして、基礎代謝(呼吸や心臓の拍動、体温の維持などの生命維持に使われるエネルギー)を減らします。

すると、せっかく食事を減らしても、消費エネルギーが減少しているのですから、もうそれ以上体脂肪は減少しません。

しかし幸いなことに、ここで適切な運動を行なえば、この「基礎代謝の減少」を防ぐことが出来るのです。
ですからダイエットを行なうには減食と同時に運動が必要になるのです。

[3]さらに、この「自己防衛機能」は、人間に自分の意志とは関係なく食欲を起こさせて食事を取らせ、摂取エネルギーを増やそうとします。

この食欲は、一定時期を経過すれば収まってきますので、それまでの我慢なのですが、もしこの食欲が抵抗しがたい程大きければそれに負けて食事を元に戻し、体重も元かそれ以上に戻ってしまうことになります。

減食によって体重が減る時は、体脂肪と同時に筋肉も減少しますが、体重が元に戻る時は脂肪だけが増えますので、体重が以前と同じであっても、体脂肪率は増え、脂肪だらけの体になってしまうのです。

そして、この食欲の大きさは、短期間で急激な減量を行なうなど、摂取エネルギーの削減量や削減スピードが激しければ激しい程、人間の意志ではとうてい抵抗出来ない程大きなものとなります。

ですから、この食欲の強さを出来るだけ小さくするためには、減食を少しずつゆっくりと進める必要があるのです。

また、リバウンドのときに襲って来る激しい食欲から逃れるために、薬品などで人為的に食欲を抑制したりすると、脳の摂食中枢を狂わせてしまい、どんどん痩せていって、最後には栄養失調による多臓器不全で死に至ります。

このように、ダイエットは、もし間違ったやり方をすると健康を害したり、最悪の場合は命を落とす危険性もはらんでいるのです。
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